白帯
ニー・スライス・パス:白帯のためのバイオメカニクス完全ガイド
クローズドガードやハーフガードから相手のガードを崩し、サイドコントロールを奪うためのパスガード技術です。白帯が最も失敗しやすいのは、相手の抵抗を力で押し切ろうとする点にあります。
このパスの鍵は、相手の脚を「切る」ように膝を滑り込ませ、体重を効果的に移動させることで、相手のバランスを崩すことにあります。
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Grips & Mechanics
- 相手のクローズドガード、またはハーフガードにいる状態から開始。
- 相手の片方の膝の外側、または脛(すね)に自分の片方の膝を置く。
- 相手の腰骨(こしぼね)に自分の反対側の膝を密着させる。
- 相手の腰骨を掴むか、または相手の腰に密着させた膝でプレッシャーをかける。
- 相手の腰骨に密着させた膝から、相手の足側に体重を移動させる。
- 相手の膝を「切る」ように、自分の「切る」側の膝を相手の足の横に滑り込ませる。
- 相手の腰骨に体重をかけ続けながら、反対側の手で相手の足首を掴み、自分の顔を相手の腰に近づける。
⚠️ White Belt Warnings
- 相手の膝に自分の膝を直接ぶつけるようにして「切ろう」とすると、相手の膝関節や靭帯に過度なストレスがかかり、怪我のリスクを高めます。正しい動きは、膝を相手の脚の横に滑り込ませるようにします。
- 相手のガードを無理に開けようと腕力に頼ると、肩関節や肘関節に負担がかかり、捻挫や脱臼を引き起こす可能性があります。代わりに、体重移動と腰のプレッシャーで相手のバランスを崩すべきです。
- 相手の片方の脚をパスしようとする際に、自分の反対側の脚が相手の攻撃範囲に露出したままになると、足関節技(ヒールフックなど)を狙われるリスクが高まります。パス中は常に自分の脚を保護する意識を持つことが重要です。
Drill Progressions
- 相手が静止した状態での膝の滑り込み練習(抵抗0%):左右各10回
- 相手が抵抗しない状態での体重移動と膝の滑り込み(抵抗0%):左右各10回
- 相手が軽く抵抗する状態での膝の滑り込み(抵抗25%):左右各10回
- 相手がハーフガードの状態で、膝の滑り込みからサイドコントロールへの移行(抵抗50%):左右各5回
- 相手がハーフガードからクローズドガードに戻そうとするのを防ぎながらのパス(抵抗75%):左右各5回
- 軽めのスパーリング(抵抗90%):3分 x 3セット
When to Use & Counters
- WHEN TO ATTEMPT:
- 相手がクローズドガードを閉じているが、腰が浮いている時
- 相手がハーフガードで、自分の膝を跨いでいる時
- 相手が片方の脚を伸ばして、ガードをコントロールしようとしている時
- PRIMARY COUNTERS:
- 相手がパスを仕掛けてきた際に、自分の腰を低く保ち、相手の膝が自分の腰骨に到達するのを防ぐ。可能であれば、相手の膝を掴み、自分の足で相手の腰を押し返して距離を作る。
- 相手が膝を滑り込ませてきたら、相手の膝の上に自分の足首を乗せて、相手の膝の動きをブロックする。その後、相手の腰を蹴り飛ばすようにして、相手を後方に押し戻す。
- 相手がサイドコントロールに入ろうとしたら、相手の首に腕を回し、相手の腰に自分の脚を絡めて、相手の動きを封じ、クローズドガードに戻すことを試みる。
関連動画
黒帯インストラクターによるステップバイステップの解説:
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BJJのよくある悩み・FAQ
これは、相手の脚を「切る」という動作を、文字通り力任せに膝でぶつけるように実行しているためです。正しいニー・スライス・パスでは、自分の膝は相手の脚の「横」に滑り込ませるように動かし、相手の膝関節に直接的な衝撃を与えないようにします。相手の脚をコントロールし、体重を移動させることで、相手のバランスを崩すことが目的です。
体格の大きい相手には、より精密な体重移動とプレッシャーが重要になります。相手の腰骨に自分の膝を密着させ、腰の力で相手を押し込むようにプレッシャーをかけ続けます。相手の足首を掴む手は、単に引くだけでなく、相手の足を引き寄せるようにして、相手のバランスを崩す補助とします。相手の重心を自分の横に移動させることを意識してください。
はい、ニー・スライス・パスはクローズドガードに対しても有効なパスガード技術です。クローズドガードを解くために、まず相手の腰骨に自分の膝を密着させ、相手の腰を少し浮かせます。次に、相手の片方の膝の外側に自分の膝を置きます。この状態で、相手の腰骨にプレッシャーをかけながら、自分の膝を相手の脚の横に滑り込ませてパスを狙います。
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